武蔵野市民会館で開催されている「遊びのミニ教室」という親子で手作りを体験するイベントに、本日(12月2日)チキチキソーイング講習をやらせてもらいました!!
親と子が、力を合わせて作品を作り上げる中で喜びを味わい、ふれあいを深めることを目的として、昭和60年度から夏と秋の2回、開催しているそうです。
お料理教室や、造形教室など、さまざまな手作り教室が今まで開催されて来たそうです。
30年以上続いているこのイベントでも、ミシンの教室は初めてとの事。
定員以上の応募があり、抽選となったそうです。
講習会のテーマは、いろいろ悩みましたが、絶対誰にでもできる簡単なものより、できそうもない難しいものの方が苦労と喜びが増すんじゃないかと思い「ファスナーポーチ」にしました。
ファスナー付けは初めてのソーイングをする子供にとって、とってもハード。
参加した子供たちも低学年の子が多かったので、
ミシンの練習時間も長くとり、ゆっくりミシンを仲良くなってもらいました。
今回、私がこだわったのは、その場で生地を選べるチキチキソーイング方式を取り入れる事。
先に決めた生地で作ってもらうのは、時間短縮にもなるし、手間も省けるかもしれませんが、私には、子供の感性で、好きな生地を、組み合わせや出来上がりを想像して選んで欲しい気持ちが強くあります。
時間が足りなくなるかも?と思いましたが、当日生地をたくさん運び込みその中から好きな生地を選んでもらいました。
生地選び、ファスナー選び、ミシンの練習、そして本番。。。
思った通り、みんなけっこう大変な思いして、完成。
全員が終わった時には予定時間を30分も延長してしまいましたが、
完成した時には、みんな笑顔!!!(だったと思いたい)
もの作りは楽しいだけじゃなく、苦労があっての上での喜びだという事、
そして、もの作りには無限の夢がある事、
それを、ミシンで作り上げる楽しさを伝える事ができたらいいなぁと願うばかりです。
出来上がったファスナーポーチは、生地合わせが個性豊かな、世界で一つだけの作品になりました。
今日来てくれた子供達の心の宝物になりますように!!
今回15台ものミシンを用意するにあたり、ミシンの提供と当日のセッティングからミシン指導まで協力して下さった、立川のミシン屋さん
「ソーイングセンターJOY」さんに心から感謝いたします。
ありがとうございました!!